今や、ランドセル購入に関する行動をラン活と言うようになってから数年経ちました。実際ここ数年のランドセル購入はヒートアップ気味&前倒し気味です。そのヒートアップの中心にあるのが、工房系ランドセルといわれる手作り、手縫いを基本としたランドセルメーカーです。
そんなランドセル購入事情、いわゆるラン活について調べてみました。
ラン活はいつから始める?人気ランドセルの攻防
ラン活で皆さんが一番知りたいところが、このラン活はいつ始めるか?でしょう。まず、ランドセルはこういうタイプがいいとはっきりイメージされている方は、ランドセルメーカーの予約開始時期をチェックしましょう。特に人気ランドセルとなる工房系ランドセルメーカーの予約情報が大切です。また高級高級ランドセルなども予約で売り切れるものが出てきます。
ランドセルの購入についてそれほど関心がない方、もしくはそれほど凝ったランドセルは必要ないと思われている方は、だいたい入学前年の夏頃からチェックされても良いかな?と言う感じです。
非常にざっくりしたラン活の始め時ですが、やはりランドセルに対してどの程度思い入れがあるか?ということがラン活を始める時期のポイントになるでしょう。
工房系ランドセルの購入を考えておられる方は、事前にカタログやサイトなどを良くチェックして狙いを絞った方がよいでしょう。人気ブランドのランドセルは、それこそ予約開始から分単位で売り切れる場合があります。
ポイントは前年にどのようなモデルに人気が集まったか?ということと、子どもにある程度選ばせることです。使う本人の納得がないと、苦労して購入しても意味がなくなりますからね。
ただ、この工房のランドセルを購入しようと思っていても、実物を見ると色目や機能、背負いやすさなど色々気になるポイントが見えてきます。そのため、展示会などへ行ってから最終決定することをおススメします。
ラン活2020年
もし工房系ランドセルを購入する場合、ラン活はいつ頃から始めるべきでしょうか?これについては、事前の情報収集がほぼラン活といって差し支えありません。熱心な方は子どもが年中さんの秋頃から始めるようです。
そうです、入学の1年以上前からになります。というのも、超人気の工房系ランドセルメーカーでは6月頃からの予約開始になるため、他のメーカーは4月予約開始が一般的になりつつあります。2020年入学の子供用ランドセルを、2019年の4月から予約を開始することが普通になっているのです。
事前の情報収集ですが、秋頃に先輩ママ友からどんなメーカーが良いか口コミや状況などの情報を集めはじめ、だいたい1月から始まるカタログを収集し具体的な検討に入るようです。実際にはランドセルメーカーごとに、4〜7月と予約開始時期が違います。そのため、狙うメーカーの予約開始時期によってラン活終了時期も変わるのです。
いずれにしても、4月より早くなる事はないと思われます。但し2018年は6月から予約開始だったメーカー(モギカバン)が4月に前倒しになった例もありますので、まめにチェックすることをおすすめします。
人気ランドセルに隠れた、おすすめのランドセルメーカー
ラン活の過熱ぶりは年を追って熱くなっているのですが、その火付け役は先輩ママの口コミではないかと思っています。特に多くのラン活終了ママが「お気に入りがあるのであれば、急いだ方がいい!」という口コミを発します。それもあって皆焦るという面は確実にあると思います。
ただ、最近は土屋鞄、鞄工房山本以外のメーカーでも人気に火がついたメーカーもあります。いくつかご紹介しましょう
●「モギカバン」も2017年6月から本格的にネット予約を開始して、数日で売り切れのモデルが出ました。最終的には8月末で完売状態となっています。こちらは品格のあるランドセルと言ったらいいのでしょうか?使用素材も吟味され、技術は折り紙付きの職人がしっかり作ったランドセルです。
モギカバン公式サイト
(モギカバンは4月から予約開始に前倒しされました)
●「羽倉の手づくりランドセル」は、ちょっととんがったデザインのランドセルがラインナップされています。こちらは2018年から本格的にネット通販を始めていますので、本当に隠れたといってもいいでしょう。造りはもちろん、材質も厳選したものを使っていますが、総牛革エイジングという時間と共に表情が出る革が特徴です。2018年から本格的にネットショップに力を入れています。これから人気が出そうなメーカーです。
工房系ランドセル以外のおすすめランドセル
ランドセルのタイプは今とても幅が広がっていて、デザインも色もとても豊富です。その中でも工房系ランドセルとよばれるグループのランドセルは材質に凝ったり、色にこだわりがあったりと個性的で質の高いランドセルを製造しています。この工房系ランドセルはプレミアム感もあって現在のラン活の中心になっています。
ラン活の中心という事もあって工房系ランドセルにばかり目がいきがちですが、実は大手メーカーのオーダーメイド方式もプレミアム感では負けていないようです。大手のならではの安心感があるので、こちらも検討する価値があると思います。
特に大手のランドセルメーカーは、長年ランドセルを研究して来ているため、その製品としてのランドセルは機能性に富んでいて、使い勝手においては工房系ランドセルと一線を画してるところが魅力といえるでしょう。
大手の一角を担うフィットちゃんランドセルは、2017年には500本限定でオーダーメイドランドセルを販売していました。多分2019年も同じように予約販売されると思われます。
セイバンにもオーダー方式のランドセルがあるようです。これも予約できる期間が2〜5月と早期予約開始のようですので、興味のある方はチェックされた方が良いと思われます。ただし、2018年も行うか否かは未定のようですね。
いずれにしても、工房系ランドセルはよく知らないのでちょっと…でも人とは違うランドセルが欲しいと思われる方にはおすすめです。