ランドセルの色って定番色から人気の色までとっても豊富。あまりに色が豊富過ぎて、悩んでしまうランドセルの色選び。
そんなお悩みに、ランドセルの色の選び方とポイントをまとめました!
6年間背負うランドセルで後悔したくない方は必読です!
ランドセルの色と選び方
最近はカラフルなランドセルも一般的になり、ほぼ全色系が出揃った感があります。
そこで、色の系統別に特徴と選び方をまとめてみました。
赤系 定番ではあるけれど、落ち着いたダークローズ系が人気
赤色は幅が広いのが特徴です。
最近は渋目のダークローズ系に力を入れているメーカーと、明るい少しローズ系の赤を重点にしているメーカーがあります。
定番ベースの色ですから、大きく外さないおとなしい印象が得られます。
ピンク系 新定番といっても良い。女の子がまず最初に検討する色
赤系の定番をおびやかすのがピンク系です。
地域によっては赤系よりも多いところもあるようです。
ピンク系は赤からの派生色ですので、自然に受け入られます。ただし高学年になった時のことも想定して選びましょう。
ピンク系の色は豊富に展開されていますが、本革を選ぶ場合発色の良い染付をしているメーカーを選ぶと満足度が違います。
ブラウン系 ピンクほどではないがこちらも新定番。男の子も選ぶ人気色。
ブラウン系も濃いダークブラウンから、ベージュに近いキャメルカラーまで幅広くあります。
ブラウン系の特徴としては、男の子でも女の子でも「上品に見える」という特徴があります。
濃いブラウンはシックなイメージを持っていますので、男の子、女の子共に合わせやすいでしょう。
最近はキャメル系も人気が出てきました。
水色・ラベンダー系 一時期の流行か?個性的に見える色
水色・ラベンダー系は個性的に見られる傾向があります。一方で、目立つことを気にされる方も多いのも事実。
そのため、この色でないと!と子供が強く希望するかどうかが選ぶ判断の分かれ目です。
水色のランドセルは一時期の流行は収まった感があります。ラベンダー系は、ピンクとは違った色が欲しい方の選択肢として人気があるようです。
青系 黒に変わる男の子の定番色。最近は女の子が紺色を選ぶことも。
明るいブルーから落ち着いた紺色まで、赤色に負けずバリエーションが広い青色。
昔の黒に比べ明るい印象があるため、今では新定番といっても差し支えありません。
そのため各社で青系ランドセルの展開をしています。その点迷う可能性もありますが、以下のような印象的傾向があります。
マリンブルー:元気←→知的:ネイビー
青系は色の明るさによって、印象が異なるので参考してみてください。
白・蛍光などマイナー色 目立つため実際に選ぶ人は少ない。白色はこれからのトレンドにも
銀色やひまわりのような黄色など、毎シーズン突飛な色が登場しています。
どちらかと言うと商品陳列で目立たせるためという意図の方大きく、ヒット色にはなっていないようです。
ただ、最近は薄いベージュから白系のランドセルが多く発売され、お洒落さで人気が出ているようです。
特に心配される汚れですが、耐汚性に優れた素材が使われるなど、お手入れも楽になっているようです。
後悔しない色の選び方とは?
子供の希望を優先すると成長がある
ランドセルを決める時の優先順位は何と聞かれると、多くの親は「子どもの希望色」を優先すると答えるのではないでしょうか?
「子どもの希望色」でランドセルを決めることは正しいことです。なぜなら、自分で選ぶことで「責任感が芽生える」という精神的成長を促すのです。
親子とも納得できる選び方
でも親として心配なのは、子供が自分で選んだのに飽きてしまう事です。しかも高い買い物であれば、よりそのリスクが気になります。
そこで親子とも納得できる、こんな選び方をしてみてはいかがですか。
親が良く言うセリフに「後で飽きたって言わないでね!」がありますが、「これから長く使うものだから、よく考えてね」と言い直してみましょう。
それでも「この色がいい」というのであればそのランドセルを選びましょう。

この会話をすることで決める前に一呼吸入れさせ、もう一度子供に考えさせるのです。
子供は再度考えたことを、必ず覚えています。親もそれを信じましょう。
これが親子共に後悔しないランドセルの色の選び方です。
ランドセル購入経験のあるお母さんの意見
ランドセルが届くまで半年以上あったので、飽きてしまうんじゃないかと心配してました。
独自アンケートより
でも届いた時は満足そうに「この色が良かった」といってくれました。
その時この子も成長してるんだなって思いました。
といった実感が独自アンケートに多く寄せられています。
自分で選ぶ→責任感が芽生える→精神的成長となるのです。6歳になる子供はちゃんと理解しています。心配いりません!それが成長の証です。
それでも悩む!色に関するランドセルの選び方
困った色を選んだ場合は、親は選ぶのではなく決めること
子供の希望を聞くとが成長につながると言うものの、子供は今の自分の好みで色を選びます。しかし親としては、6年先を考えてしまうのです。
例えば可愛いピンク色のランドセル。今はお似合いですが、6年生になった時の事を考えると「ちょっと待って」と言いたくなりますよね。
例えば、成長したら似合わない色や、可愛い刺繍のランドセルの選び方はこう考えましょう。
6年生まで使い続けるのかどうか?「高価な物だから長く使う」のか「子どもの年齢に寄り添うべき」なのか?
どちらかを親が決めると、選び方も変わってきます。

目立つカラーはいじめの対象?
ランドセルの色選びでもう一つ心配なことは、目立つ色のランドセルだといじめられるのでは?ということでしょう。
確かに突飛な色は目立ちますし、それを理由にいじめる子が出てくるかもしれません。
また、その子供の性格にも寄るところも大きいでしょう。
ただ子供が、どうしても悪目立ちしそうな色を選んだ場合どうするのか?
この場合も親の権限を発揮する方が正しい判断となります。
親が見て「悪目立ちする」と感じれば、やめさせることも必要です。
目立つ色かどうかは、登校風景が一番の参考になる
例えば親の意向でランドセルを決めても、後で「子どものいう事を聞いてあげたほうが良かったかも」と思う方も多いでしょう。
やはり中心には子どもの希望があるのです。
それでも他の家はどんな色を選ん出るの?とか、ピンクってどこまでが目立たないの?とか気になりますよね。
そんな時は、家の近くの通学をで登校風景を眺めてみてください。これが一番参考になります。
1年生から6年生まで、どんなランドセルを背負っているのか?流行りの色は?傾向は?全て観察できるのです。

また色選びの傾向も、地域によって変わると言われていますので、ネットやメーカーよりもっと身近な生きた情報が得られるはずです。