2024年の羽倉のランドセルは28色展開の上、それぞれの色を組み合わせてオリジナル配色のランドセルもオーダーできます。色にこだわりたい方にはぜひお勧めしたいランドセルです。
でも、これだけ色数が多いと正直どれを選んでいいのか迷いますよね。そこで、今回は羽倉のランドセルを買う時の色の選び方や人気色など色をポイントにご紹介します。
はくらいろ28色の人気色
羽倉のランドセルは、以前から色を大切にするランドセルメーカーです。今年のモデルは「はくらいろ」と称して28色の色展開をしています。人気色はモデルごとに違うのですが、全体を通した印象としては…
男の子の人気色はブラック、ネイビーをメインにサブカラーでチョコ、レッドのようです。女の子の人気色はラベンダー、バイオレットが強く次にビビッド/グロスのピンク系のようです。
今年は、流行をおさえた淡い系「ピスタチオ」と「ピンクベージュ」の2色が新色として追加されているようです。
ランドセルモデルごとの人気色は(2023年モデル参照)
羽倉のランドセルモデルごとの人気色をお聞きしました。
羽倉のオーダーランドセル
1位 ブラック×シルバー+ブラック
2位 ネイビー×シルバー+ブラック
3位 ラベンダー×バイオレット+ピンク
※色名(フラップ)×(サイド大マチ)+(背あて)
耐性牛革スタンダード
1位 ブラック
2位 ネイビー
3位 イエロー
4位 バイオレット
5位 ダークグリーン
耐性牛革ウイングチップ
1位 ネイビー×チョコ
↑こちらがダントツだそうです。
2位 ブラック×チョコ
3位 キャメル×チョコ
はねかる
1位 ブラック×レッド
2位 シルバー×ブラック
3位 ブラック×コバルトブルー
4位 ブラック×シルバー
5位 ブラック×イエロー
はねかるArte
1位 ブラック×レッド
2位 ブラック×コバルトブルー
3位 シルバー×ブラック
4位 グロスピンク×ラベンダー
5位 グロスパープル×パステルピンク
オーダーランドセルの色の選び方
「はくらいろ」から好きな色を選んで、オリジナルのランドセルをオーダーできる羽倉のオーダーランドセルは、一番の人気モデルです。
メインカラー、サイドカラー、背あて、肩ベルトの裏まで好きな色が選べます。もちろん好きな色を選ぶのですから選び方なんて自由なのですが、ちょっとしたポイントだけお伝えすると…
1.3色以上の色は使わない
2.トーンを合わせると悪目立ちしない
3.ビビッド色はメインを抑えたトーンにすると映える
この3点がポイントです。
1の3色以上使わないですが、できればこのうちの2色は同じトーン(色の濃さまたは色の鮮やかさ)か同じ色系統(暖色系、寒色系)にして、残り1色はちょっと系統の違う色を使うとまとまりやすいでしょう。
例)ラベンダー(フラップ)×バイオレット(サイド大マチ)+ピンク(背あて)
メインとサブはトーンを揃えて、暖色系のピンクを差し色に使っています。
2のトーンを合わせると悪目立ちしないについては、例えば暖色系のチョコと寒色系のグリーンを合わせても、ダークトーンで合わせているため落ち着いて見えます。
例)ダークグリーン(フラップ)×チョコ(サイド大マチ)+ブラック(背あて)
人気が高まりつつあるグリーンをメインに、サブにチョコ色で抑えるとシックな色合いになりました。
3のビビッド色はメインを抑えたトーンには、シルバーやオレンジ、パープル系をサブに使うパターンを想定しています。シルバーやパープルなどビビッド色はメインを抑えたトーンにすると映えるので、ちょっと強めの差し色となって個性が出る効果があります。
例)ダークレッド(フラップ)×ラベンダー(サイド大マチ)+ホワイト(背あて)
メインをラベンダーにすると他の人と被ることが多いのですが、サブに差し色として使うと人とは違う個性的なランドセルの出来上がりです。
せっかく好きな色が選べるのですから、楽しんで選んでみましょう。羽倉のホームページなら色々シミレーションできて見るだけでも楽しいですよ。
→羽倉のオーダーランドセル羽倉のランドセルおすすめの色
耐性牛革スタンダード:レッド しっかりしたお姉さんに見えます
羽倉のランドセルは元々色にこだわった商品作りを得意としていて、2024年モデル全体では24色もの幅広い色数を誇ります。
そのたくさんの色数の中でも、ここでは耐性牛革スタンダードのレッドをお勧めしたいと思います。
耐性牛革スタンダードは羽倉の定番ランドセルです。ランドセルメーカーはそれぞれ定番のモデルがあるのですが、やはり定番モデルにメーカーの意図や特性が一番出ていると思うのです。
ご覧の通り革ならではの発色が、赤をより深い色に見せています。
羽倉のランドセル作りには5つのこだわりがあって、その最初にあるのが「美しいこと」とされています。耐性牛革スタンダードには、その「美しさ」が現れていると思います。
また美しく色を見せるために、鋲なしフラップにもこだわっています。
そして美しくあるためには細部の仕上げも大切です。羽倉のランドセルは、革の裁断面(コバ)にニスを塗り重ねて仕上げる「コバ塗り」が施されています。この作業は何度も繰り返した上で仕上がる手の込んだものですが、この手間がランドセルの美しさに繋がっています。
はねかる:グロスピンク×ラベンダー 6年後もきっと似合う
はねかるは人気色だけ見ると男の子に人気があるようですが、羽倉のランドセルの中では最軽量で発色の良いコードレ(人工皮革)を使っているので、ぜひ女の子にも試してみてほしいモデルです。
発色が素晴らしい上品なピンクなので、6年後ちょっと大人びてきた時になってもかわいらしく見えるのではないでしょうか。
羽倉独自の「鋲なしフラップ(意匠登録)」なので、よりスッキリ色が映えています。
色のトーンからすると、パープルやラベンダーと迷う人が多いのでは?と思います。ただグロスピンクは、より女の子のかわいらしさを引き立てる効果があると思います。
まとめ
羽倉のランドセルのこだわりの一つに「美しいこと」という項目があります。当然ランドセルの作りは、美しくあるための努力がなされています。
例えば鋲のないフラップは「色を美しく映えさせるため」ですし、革フラップのコバ(フチの部分)は「コバ塗り」と言われる手間のかかる仕上がりを施しています。
そんな羽倉のランドセルが展開する28色は、やはり「美しい」ことを基本に選ばれた色たちです。そう聞くと選ぶのに迷ってしまいそうですが、一つひとつの色をじっくりと見てみてください。きっとお気に入りの色が見つかるはずです。
ぜひ楽しんでランドセルの色選びをしてくださいね。